2007年 07月 25日
少し前に、ココのコメントに迷子犬のことが書かれておりました。。。
迷子犬のその後のことは、しぇりぃさんが書いてくれていたりするので、ご覧になっていただいて…(しぇりぃさん、勝手にリンクさせてもらっちゃいました…)
要は、10歳のダルメシアンが飼い主から飼育を放棄されました。
詳しい事情は分かりませんが、とにかく、新しい飼い主を探して欲しいと…。
せっかく、見つかって出会えた飼い主に見捨てられ、結局、保護されているようです。。。
この飼い主さんは、自分の都合だけで犬を飼われたんでしょうかねぇ…。
可愛い時代だけを一緒にすごし、高齢になると、お役目を終えたとしか思えないような…。
でも、こんなワンコさんは、他にもたくさんいるだろうし、これからも、増えていく可能性はあるんじゃないかと…。
・・・と言うのも、以前、とある場所でお話をした方のコトを思い出しました。
その方は、6匹のワンコさんと暮らしています。
繁殖した子どもをすべて残し、可愛い、癒されるを連発される発言に、段々と【?】が頭に浮かびました。
可愛いから外も歩かせない、可愛いから子犬が産まれても手放さずに飼っている、犬と一緒にいると癒される…。
聞かされる度に、自分のためだけに犬を飼っているとしか思えなくなり、なんとなく、気持ちの中がドンヨリとしてきた飼い主…。
『少しは、犬の性質とか立場で考えてみれないのかな~』とも思ったり…。
老犬介護をしていることをお話すると、『ウチは、小型犬だから・・・』と、まったく関係ないようなそぶりを見せられ…。
確かにダルメシアンは大きいけれど、介護となって、オシッコをさせたりする腕力などは小型犬よりも必要になるし、はっきり言って医療費も高額になる・・・けれど、介護する手間は、そんなに変わりはしないハズである…。
そう思えば、介護に大型犬も小型犬もない・・・
ゴハンも自分で上手に食べれなくなるだろうし、オシッコやウンチが無意識に出たりするようになってしまえば、寝たきりになってしまえば、ヤング時代とは比べ物にならないほどに手が掛かることには違いない…。
3歳内で6匹の犬・・・十数年後、6匹が高齢期を迎えたときに、今は巻き毛がキレイなワンコたちも、いずれはお尻にウンチがベッタリと付いてしまうようになったとき、よもすれば総勢6匹の介助や介護をしなければならない可能性だってある中で、老いてみすぼらしくもなったコを今のように可愛いと言ってくれるのか?お世話に明け暮れるようになって癒されると言えるのか?・・・と、考えたら、今、その方が発言されている言葉たちは、無くなってしまうかもしれない。。。その時に、また、新たな可愛い、癒されるを見つけられると、そのコたちが、どうなるのかも心配になってしまう…。
もちろん、多頭飼いをされている方の中でも、ちゃんと高齢になってもお世話している方もいらっしゃるし、パピーの躾と老犬介護の両方をされている方もいらっしゃるけれど、この飼い主が引っかかるのは、あまりにもこの方が『可愛いから…』『癒されるから…』という、結局は自分のためだけとも思われる発言を連発されてるような印象にしか受け止められなかったことに引っかかっているのである…。
・・・なんて取り越し苦労的な想いを感じてしまった中で、確かに、人間が飼いたいと思って飼う中には、飼い主のために飼う・・・という選択もあると思うし、この飼い主も、少なからず、自分のために犬たちを飼ってきたんだけれども、一つだけ言えることは、共生してきたつもりである…。
一緒に生きてきて、一緒に年を重ね、犬ゆえに先に老いてしまっているだけで、いい感じで放置してきたし、いい感じでベッタリともしてきた…。犬は犬なので、犬らしい生活もさせてきた…。
もちろん、今は、犬らしい生活には程遠いし、共生するというよりは、メイプルさん中心の生活になってしまっているけれど、それも一緒に生きていく上でメイプルさんが出来なくなってしまったことをフォローしているだけで、一緒に生きていく中では当たり前だとも思っている…。
だけど・・・
たとえば、このブログを読む限り、高齢になったときの大変さもちらほらしている。。。
飼い主のお気楽さからお笑いになっていることも、笑えないことを笑っていることだってある中で、このような老犬の姿を、もし、ダルメシアンを見捨てられた飼い主さんのような方が読まれて、『こんなコト、やってられない~』と思って放棄さられたとしたら、すごく悲しいよなぁ。。。
何度も書くけれど、高齢になると、確かに見た目も悪くなるし、身体も不自由になるし、病気も出てくる・・・けれど、これまでに感じたことのない可愛らしさも、愛しさも出てくる。。。
これから先に待ち受ける看取ることも、長年一緒に暮らしてきた飼い主だから・・・な部分でもある。。。
ペットは可愛いだけでも楽しいだけでもない。。。
世の中、メディアとか雑誌とかでクローズアップされているのがソコで、だからこそ、ペットブームだったりするんだろうけど…。
命であり、ペットにだって感情があり…な中で、パピー時代の躾に始まり、一緒に暮らしていく上でのルールやマナーを身につけてこそ楽しいし可愛いらしいのだ…。
そこに至るのは、簡単なようで簡単ではない忍耐力にも似た日々の繰り返しがあってこそ、楽しいとも感じられるのであるような気がしないでもないけど・・・。
人間のエゴだけではなく、上手く共存していけば、最後まで共生できるんじゃないのかなぁ…。
だから、長年、一緒に暮らしてきたら、情というには言葉が簡単だとも思えるような絆に近いモノが生まれるし、自分の身の丈に合うような生き方が出来るんじゃないかと…。
それぞれに躾が違うように、それぞれに生活があり、飼い方があるように、それぞれに老犬介護のやり方にも違いがあると思います。
お勤めな仕事を持っているから介護が出来ないワケじゃない。
出来ないと思えば、何も出来ないし、やる気にならなければ、何も始まらない…。
年齢が近くして多頭飼いしていると、介護は、ちょっと大変の掛け算にもなる…。
(プリズムさん、元気でいてくれよぉ~~)
いずれにしても、最初から、高齢期を投げて掛かるのではなく、出来ることを出来るようにすればいいだけの話じゃないのかなぁ…。
高額にかさむ可能性のある医療費が払えなければ、治療しなくても…最後に長年暮らした飼い主が看取ってやれば、いいんじゃないのかなぁ…。
介護や治療に文句を言う犬なんていないんだからさっ…。
まだ、元気いっぱいな時に高齢期を見越して見捨てるくらいなら、最後まで傍において見捨てて最期を迎えさせてください…と、この飼い主は思う。。。
それが出来ないから、人の手にゆだねるように放置したりするんでしょうけど…。
自分だけ可愛い飼い主は、自分を犠牲にしたり、無償の愛を注ぐことは、なかなか出来ないんだろうけれど、それで犬を犠牲にしていいワケがない!
犬にも感情がある・・・魂もある・・・
人間のエゴに文句一つ言えないけれど、感情も魂もあることは忘れないで欲しい今日この頃でした。。。
たまには、ペットの気持ちになって考えてみませんか?
自分がペットになったと思って、自分に飼われていたら、何を思うか?とか、どうして欲しいか?とか、思い浮かべてみませんか??
ダルメシアンの飼育を放棄された方は、アナタはアナタに見捨てられて孤独の身になってしまったりする、世もすれば、センター送りになる可能性もある中で、飼い主への想いは???
それが、アナタがあのコに与えてるコトなんですけどね。。。
ずっと、アナタのことを信じて暮らしていたあのコは、きっと、まだ、裏切られたなんて思っていないで、もしかしたら、アナタのことを心配しているかもしれませんけど、まぁ、アナタにはもう、関係ないことなんでしょうかねっ?
まだ、あのコの命はあります・・・もう一度、アナタの元で暮らせることを考えられないのでしょうか?アナタのやっていることを見ている周りの人から、アナタが年老いた時に同じように見捨てられないためにも…。
少なからず、このブログを読んでくださっている方は、最後までペットと共生して欲しいと思っています。
高齢になったときに、介護が必要になったときに、寝たきりになったときに、メイプルさんと暮らしているコトが何かのヒントになれば…とか思いながら書いています。
『こんなコト、やってられない~』と思われる方は、読まないで頂きたいですし、ペットは飼わないで頂きたいです…。
・・・って、メイプルさんが大人しく寝ている間に吠える飼い主。。。
そろそろ、お呼び出しが掛かりそう!
『ワタシは、ずっと傍に居て一緒に寝てて欲しい』というメイプルさんの気持ちが解らないでもないけれど、そうもいかない飼い主でした…。
迷子犬のその後のことは、しぇりぃさんが書いてくれていたりするので、ご覧になっていただいて…(しぇりぃさん、勝手にリンクさせてもらっちゃいました…)
要は、10歳のダルメシアンが飼い主から飼育を放棄されました。
詳しい事情は分かりませんが、とにかく、新しい飼い主を探して欲しいと…。
せっかく、見つかって出会えた飼い主に見捨てられ、結局、保護されているようです。。。
この飼い主さんは、自分の都合だけで犬を飼われたんでしょうかねぇ…。
可愛い時代だけを一緒にすごし、高齢になると、お役目を終えたとしか思えないような…。
でも、こんなワンコさんは、他にもたくさんいるだろうし、これからも、増えていく可能性はあるんじゃないかと…。
・・・と言うのも、以前、とある場所でお話をした方のコトを思い出しました。
その方は、6匹のワンコさんと暮らしています。
繁殖した子どもをすべて残し、可愛い、癒されるを連発される発言に、段々と【?】が頭に浮かびました。
可愛いから外も歩かせない、可愛いから子犬が産まれても手放さずに飼っている、犬と一緒にいると癒される…。
聞かされる度に、自分のためだけに犬を飼っているとしか思えなくなり、なんとなく、気持ちの中がドンヨリとしてきた飼い主…。
『少しは、犬の性質とか立場で考えてみれないのかな~』とも思ったり…。
老犬介護をしていることをお話すると、『ウチは、小型犬だから・・・』と、まったく関係ないようなそぶりを見せられ…。
確かにダルメシアンは大きいけれど、介護となって、オシッコをさせたりする腕力などは小型犬よりも必要になるし、はっきり言って医療費も高額になる・・・けれど、介護する手間は、そんなに変わりはしないハズである…。
そう思えば、介護に大型犬も小型犬もない・・・
ゴハンも自分で上手に食べれなくなるだろうし、オシッコやウンチが無意識に出たりするようになってしまえば、寝たきりになってしまえば、ヤング時代とは比べ物にならないほどに手が掛かることには違いない…。
3歳内で6匹の犬・・・十数年後、6匹が高齢期を迎えたときに、今は巻き毛がキレイなワンコたちも、いずれはお尻にウンチがベッタリと付いてしまうようになったとき、よもすれば総勢6匹の介助や介護をしなければならない可能性だってある中で、老いてみすぼらしくもなったコを今のように可愛いと言ってくれるのか?お世話に明け暮れるようになって癒されると言えるのか?・・・と、考えたら、今、その方が発言されている言葉たちは、無くなってしまうかもしれない。。。その時に、また、新たな可愛い、癒されるを見つけられると、そのコたちが、どうなるのかも心配になってしまう…。
もちろん、多頭飼いをされている方の中でも、ちゃんと高齢になってもお世話している方もいらっしゃるし、パピーの躾と老犬介護の両方をされている方もいらっしゃるけれど、この飼い主が引っかかるのは、あまりにもこの方が『可愛いから…』『癒されるから…』という、結局は自分のためだけとも思われる発言を連発されてるような印象にしか受け止められなかったことに引っかかっているのである…。
・・・なんて取り越し苦労的な想いを感じてしまった中で、確かに、人間が飼いたいと思って飼う中には、飼い主のために飼う・・・という選択もあると思うし、この飼い主も、少なからず、自分のために犬たちを飼ってきたんだけれども、一つだけ言えることは、共生してきたつもりである…。
一緒に生きてきて、一緒に年を重ね、犬ゆえに先に老いてしまっているだけで、いい感じで放置してきたし、いい感じでベッタリともしてきた…。犬は犬なので、犬らしい生活もさせてきた…。
もちろん、今は、犬らしい生活には程遠いし、共生するというよりは、メイプルさん中心の生活になってしまっているけれど、それも一緒に生きていく上でメイプルさんが出来なくなってしまったことをフォローしているだけで、一緒に生きていく中では当たり前だとも思っている…。
だけど・・・
たとえば、このブログを読む限り、高齢になったときの大変さもちらほらしている。。。
飼い主のお気楽さからお笑いになっていることも、笑えないことを笑っていることだってある中で、このような老犬の姿を、もし、ダルメシアンを見捨てられた飼い主さんのような方が読まれて、『こんなコト、やってられない~』と思って放棄さられたとしたら、すごく悲しいよなぁ。。。
何度も書くけれど、高齢になると、確かに見た目も悪くなるし、身体も不自由になるし、病気も出てくる・・・けれど、これまでに感じたことのない可愛らしさも、愛しさも出てくる。。。
これから先に待ち受ける看取ることも、長年一緒に暮らしてきた飼い主だから・・・な部分でもある。。。
ペットは可愛いだけでも楽しいだけでもない。。。
世の中、メディアとか雑誌とかでクローズアップされているのがソコで、だからこそ、ペットブームだったりするんだろうけど…。
命であり、ペットにだって感情があり…な中で、パピー時代の躾に始まり、一緒に暮らしていく上でのルールやマナーを身につけてこそ楽しいし可愛いらしいのだ…。
そこに至るのは、簡単なようで簡単ではない忍耐力にも似た日々の繰り返しがあってこそ、楽しいとも感じられるのであるような気がしないでもないけど・・・。
人間のエゴだけではなく、上手く共存していけば、最後まで共生できるんじゃないのかなぁ…。
だから、長年、一緒に暮らしてきたら、情というには言葉が簡単だとも思えるような絆に近いモノが生まれるし、自分の身の丈に合うような生き方が出来るんじゃないかと…。
それぞれに躾が違うように、それぞれに生活があり、飼い方があるように、それぞれに老犬介護のやり方にも違いがあると思います。
お勤めな仕事を持っているから介護が出来ないワケじゃない。
出来ないと思えば、何も出来ないし、やる気にならなければ、何も始まらない…。
年齢が近くして多頭飼いしていると、介護は、ちょっと大変の掛け算にもなる…。
(プリズムさん、元気でいてくれよぉ~~)
いずれにしても、最初から、高齢期を投げて掛かるのではなく、出来ることを出来るようにすればいいだけの話じゃないのかなぁ…。
高額にかさむ可能性のある医療費が払えなければ、治療しなくても…最後に長年暮らした飼い主が看取ってやれば、いいんじゃないのかなぁ…。
介護や治療に文句を言う犬なんていないんだからさっ…。
まだ、元気いっぱいな時に高齢期を見越して見捨てるくらいなら、最後まで傍において見捨てて最期を迎えさせてください…と、この飼い主は思う。。。
それが出来ないから、人の手にゆだねるように放置したりするんでしょうけど…。
自分だけ可愛い飼い主は、自分を犠牲にしたり、無償の愛を注ぐことは、なかなか出来ないんだろうけれど、それで犬を犠牲にしていいワケがない!
犬にも感情がある・・・魂もある・・・
人間のエゴに文句一つ言えないけれど、感情も魂もあることは忘れないで欲しい今日この頃でした。。。
たまには、ペットの気持ちになって考えてみませんか?
自分がペットになったと思って、自分に飼われていたら、何を思うか?とか、どうして欲しいか?とか、思い浮かべてみませんか??
ダルメシアンの飼育を放棄された方は、アナタはアナタに見捨てられて孤独の身になってしまったりする、世もすれば、センター送りになる可能性もある中で、飼い主への想いは???
それが、アナタがあのコに与えてるコトなんですけどね。。。
ずっと、アナタのことを信じて暮らしていたあのコは、きっと、まだ、裏切られたなんて思っていないで、もしかしたら、アナタのことを心配しているかもしれませんけど、まぁ、アナタにはもう、関係ないことなんでしょうかねっ?
まだ、あのコの命はあります・・・もう一度、アナタの元で暮らせることを考えられないのでしょうか?アナタのやっていることを見ている周りの人から、アナタが年老いた時に同じように見捨てられないためにも…。
少なからず、このブログを読んでくださっている方は、最後までペットと共生して欲しいと思っています。
高齢になったときに、介護が必要になったときに、寝たきりになったときに、メイプルさんと暮らしているコトが何かのヒントになれば…とか思いながら書いています。
『こんなコト、やってられない~』と思われる方は、読まないで頂きたいですし、ペットは飼わないで頂きたいです…。
・・・って、メイプルさんが大人しく寝ている間に吠える飼い主。。。
そろそろ、お呼び出しが掛かりそう!
『ワタシは、ずっと傍に居て一緒に寝てて欲しい』というメイプルさんの気持ちが解らないでもないけれど、そうもいかない飼い主でした…。
#
by dalmania
| 2007-07-25 02:00
| つぶやき