お昼前からお仕事で出かけていた飼い主が帰宅すると、『これを見て~』
これってのは、
ウンチです…。
普段よりも細めでちっちゃなウンチが点在。。。
細くて小さいモノは、小型犬並。。。
以前にも、飼い主は、こんなウンチにお会いしたことがある・・・
今どき見ないスタンダード・スムースヘアなダックス、ヨハネスさんが前立腺肥大症を
発病した時だっ。。。
が。。。
幾らなんでも、メスに前立腺肥大症は無いだろう?
じゃ、何なのさっ???
時計をみると、16時48分
かかりつけの病院の診察時間は、土曜日なので17時までだっ。。。
いつものように、ネットで調べたりしている時間はない…。
この期を逃せば、月曜日の午前中の診察まで、かかりつけの獣医には、診てもらえない。
急いで電話をし、症状を話し、すぐ連れて行くべきなのか?月曜日まで様子を見ても、
大丈夫なものなのか?と、訪ねた。。。
食欲も元気もある…。
ウンチだけが異常なのだっ…。
しばらくして、『これから、お薬だけ取りに来て下さい』と…。
すぐに病院へ向かう。。。
その前に、一応、見てもらおうと、デジカメに点在しているウンチの写真を写す…。
ウンチの大きさが解らないだろうと、飼い主の靴先を一緒に写す…。
このあたり、とっても、冷静だったりする飼い主!?
ウンチを何度もやろうとするのを、
しぶりと言う。
ウンチを出したくても、出ないような状況で、何度もウンチポーズを取って、ちょびっとだけ
ウンチが排出されているような感じ。。。
考えられる要因は、直腸炎
時には、竹串などを誤飲して、直腸あたりで刺さったりしている場合でも、同じようなしぶりを
見せるらしいけれど、そんなモノは食べた形跡は無い。。。
炎症を抑える抗生物質を月曜日の朝の分までもらい、この薬でウンチが正常に戻れば、
めでたし、めでたし!
薬を飲んでも、症状に変化が見られない場合、下痢や出血が見られる場合には、
がんの疑いも含めて、月曜日に検査することになる。。。
これ、プリズムさんの方ねっ。。。
メイプルさんは、しっかり、デカくて立派なウンチを排出されております…。
メイプルさんが居るお陰で、飼い主は、プリズムさんは、まだまだ元気いっぱいだと
錯覚しているようなところがあり・・・。
ひとりで歩き、トイレも自分で勝手にされるし、強いて言えば、耳が遠いくらいで、
老化という老化現象が目に見えないだけに、ヨボヨボのメイプルさんと比べれば、
安心感を感じるというか、ぶつかっても逃げるし、踏んでも壊れないような気さえする。
けれど、プリズムさんも、あと3ヶ月で12歳・・・。
70歳のお婆さんと、90歳のお婆さんが居たとして、90歳のお婆さんが先に逝くとは
限らないのと同じことで、メイプルさんの命は残り少ないような気がしていても、
プリズムさんも同じように、高齢の部に入っているのに、そんなことはすっかり忘れて、
まだまだ元気で、メイプルさんの後には、プリズムさんの介護が待っているような、
心づもりでいるようなところがあるのですが、これは、きっと、大きな間違えのようです。
プリズムさんが直腸炎で、すっかり治ることを願っています。
できれば、みなさんも、直腸炎であることを願っていてください。
薬で炎症が引いて、立派なウンチをプリズムさんが排出することを願っていてください。
メイプルさんにプリズムさんが先に居なくなってしまう悲しみを与えたくはない。
メイプルさんの性格から言えば、娘が先に居なくなるダメージは大きいに違いない。
プリズムさんとメイプルさん、続けて、居なくなってしまう可能性だってある。。。
そんなことを考えると、とっても、悲しく、辛い思いになってしまいます・・・・・・・。
今回のことに限らず、飼い主は、心のどこかで、不安なことがあります…。
メイプルさんは、どういう状態で息をしなくなるんだろうか・・・
いつ、動かなくなってしまうんだろうか・・・
それは、プリズムさんも同じことで、高齢犬が2匹も居ると、考えずには居られないことでも
あります。。。それが、今日、少し、現実として、出てきてしまいました。
2匹一緒の介護をする覚悟も、心のどこかでしているようなところもあるのですが、
1匹だけでも大変なことも多いなかで、2匹になると実際に、どうなることかは、
まったく、予想もつかないことです。。。
それでも、飼い主は、2歳違いで2匹を飼っているんだから、予想がつかなくとも、
どっちが先になろうとも、残された方がどんな精神状態になってしまっても、
出来る限りのことをしてやりたいと思っているのですが、実際に、どちらかが居なくなり、
この飼い主にも、何かの変化があるであろう中、『本当に大丈夫なんだろうか?』とも、
思ってみたり。。。
・・・と、先の不安は、あるんですけど、不安に襲われても、1日、1日と残されている時間は、
必ず減っているので、プリズムさんも立派な高齢犬であるという自覚を飼い主も持って、
この先を過ごして行きたいと思う今日この頃でした。。。
悪い方に考えていたら、気持ちが悪いことしか思い浮かばないので、
立派なウンチをプリズムさんが排出するイメージを思い浮かべている飼い主。
飼い主がイメージトレーニングして、どうする?だろうけれど、今の飼い主に出来ることは、
薬を飲ませることと、こんなことしかない。。。
せめて、夢の中まで、ウンチでいっぱいにならないようにだけはしたいと思っています!
・・・って夢で「ウンチ臭い~」って思って起きたら、本当にメイプルさんのウンチが、
そこらじゅうに煉られていた過去もあるし、高齢犬との生活は、スリル満点ですぜっ~
絶叫マシーンのスリルなんて、一瞬だもん!こっちは、エンドレスだよ~!?