2007年 08月 12日
メイプルさん、アッパレな最期
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メイプルさん、本日、火葬されました。
今日の夕方の空は、本当にキレイでした。
飼い主の好きな、雲から光の線が見える空でした。。。
一週間前には、普段とおりの過ごしていたので、こんなに早く逝ってしまうとは、夢にも思っていなかったので、駆け抜けたような一週間でした。
昨日のメイプルさんですが。。。
午前中には、母上さまと『もしかしたら、長期戦になるかもしれないね~』と話していました。
もちろん、書いてきたように、少しずつ衰弱していたのですが、目つきはしっかりしているし、熱も平熱をキープしていました。
姪っ子さんたちを預かる予定になっていたのですが、甥っ子さんは熱が出て、保育園をお休みして3人の子どもたちにも近くで遊んでいてもマイペースに飼い主の腕まくらを満喫して、時おり、お得意の前脚バタバタ暴れん坊になり首を仰け反らせるようにして鳴いたり、ウトウト寝たり…を繰り返していました。
食事をしたり、トイレに行ったり・・・という時には、母上さまに添い寝して貰っていたのですが、大人しく寝ているから…と思って離れても、3分もしないうちに大きな声で呼んだり、『もしかしたら…』と、口に入れて食べてくれていたフードを吐いたりして、呼び戻されるような…。
姪っ子さん達は、メイプルさんと一緒に寝たきりになっていた飼い主のお願いをお手伝いをしてくれ、帰り際には、頭を撫で撫でして声をかけてくれました。
姪っ子さん達が帰った後に、家人が帰宅し、母上さまと一緒にお墓掃除に出かけました。
出かけている間の1時間半ほどの間、ほとんど眠らずに飼い主の顔を見つめるようにして、ひたすら鳴きながら話しかけてきます。
暴れると、呼吸が荒くなるのに、さらにかすれたような声でも鳴いて、飼い主に話しかけて…。
お墓掃除チームが帰宅して、母上さまが部屋を覗いてくれた時に『ウンチが出ている…』と。
その少し前に覗き込んで見た時は出ていなかったので、母上さまが帰ってくるのを待ったようにウンチを放出されたようで。。。
ずっと寝たきり生活を共有してきた飼い主は、母上さまに添い寝を代わってもらい、水分補給をし、2階へ上がって、パソコンを起動して起動し終えないうちに、母上さまの大声で呼ぶ声が。。。
大急ぎで降りて、メイプルさんの元に行くと、大きく吐く息のメイプルさん。
『そばで看取ってやれなかった…』と、思いながら、いつものように腕まくら状態にし、抱きかかえると、まだ、かすかに心臓が動いているのが解り…そしたら、また、息を吸ってくれ・・・。
その後のメイプルさんは、見えているのかは解りませんが、しっかり目を見開き、飼い主の腕の中で、呼吸を繰り返していました。
その呼吸は、本来であれば、苦しそうに思えるのかもしれませんが、以前、記事にしましたが、飼い主と鼻息遊びをしていた3拍子…ワルツのリズム。。。
思わず、抱きしめながら、聞き入ってしまうくらいのメイプルさんの奏でるリズムでしたが、そのリズムも大きく吐く息で終わり、まるで、演奏を聞いていたような感覚でした。
その後、静かに何度か息を吐き出して、メイプルさんは犬生を終えました。
飼い主、出来る限りのことをやったし、メイプルさんも精一杯、頑張ってくれ、2日半ほどベッタリと一緒に過ごし、その間にたくさん話しかけ、傍から見ると怪しい状態で過ごすことが出来たので、悔いはありません。
家人や母上さまが戻ってくるのを待っていたのでしょう。。。
お口が卑しいプリズムさんがゴハンを食べ終わるのも待っていたのでしょう。。。
(プリズムさん、鼻の頭にゴハン粒を1粒付けてましたがら…)
今日の夕方に姪っ子さん達が避暑に出かけたのですが、出かける前に最後のお別れもでき、火葬場まで一緒に行きました。。。
そして、飼い主の体力の限界になる前に。。。
メイプルさん、アッパレな最期だったんじゃないかと思っています。。。
また、改めて書きますが、江原さんが話されるような話もしてきたので、さっそく、メイプルさんは、自由になって、あれこれとやらかしてます。。。
思い過ごし、気のせいと言われれば、それまでの話ですけどねぇ~
メイプルさんは、大好きだった2階に戻りました。
お気に入りだったソファーの横にメイプルさんのためのスペースを作りました。
また、改めて書きますが、遺骨は残さない考えなのですが、メイプルさんが生きていた証を残しました。
長い間、よく、『撫でて~~』、『頂戴~~』と差し出していた右前脚の足型です。
しっかり爪が伸びていて、『他には、こんな犬、居ないよな~』なメイプルさんらしい記念になります。
それと、メイプルさんに首輪を貰いました。
人間でいう、49日までは飼い主なりの供養をしたいと思っています。
49日が飼い主の誕生日の翌日になるようなので、1つ大きくなって、新たなる人生を歩むようにというメイプルさんの配慮なのかもしれないので、そこで一区切りを付けられればいいのかと思っています。
本当にたくさんのコメント、メールをありがとうございました。
まだ、お返事出来ていませんが、先に最期の様子を記憶や、そのときの感情が明確なうちに書き残させて貰いました。
お返事は、これからは時間もあるので、改めて書かせていただきますので…。
頂いたみなさまからのメッセージは、飼い主の勝手な判断で申し訳ないですけど、プリントしてメイプルさんに持たせました。
食べれなかった数日間、大食いだったメイプルさんは食べたかったでしょう。。。
そして、メイプルさんの訴えの飼い主の勝手な解釈での会話の中で、コロちゃんやはなちゃん、りょうすけくん、スパちゃんなどのお話もしてきたので、『あっちでみんなに会ったら、分けてあげてね~』と、たくさんのフードやおやつを持たせました。
プリズムさんなら独り占めでしょうが、メイプルさんなので、きっと会えると分けてくれるでしょう…。
お気に入りだったブタ枕1号もブタ枕2号、カエル枕も持たせました。
ヤング時代にお外の小屋の中に植えてあったスプレーバラの蕾が膨らんで、咲く寸前に食いちぎっていたメイプルさんなので、ピンクのスプレーバラも持たせました…。
これまた、飼い主の勝手な解釈の中に『一緒がいい~』ってのもあったので、この土地で人間の棺の中に近親者の爪を切っていれる風習があるので、飼い主の爪を切って、持たせました…。
実は、メイプルさんが息を引き取った時、泣けなかった…というか、本当に頑張ったし、これで姿は無くなるけれど、その代わりにメイプルさんが自由になれると思う気持ちの方が強くて涙も出ず、半ば笑顔で看取ったような飼い主なんです。。。
昨夜は、添い寝したのですが、元々、寝たきりだったのもあって、隣で爆睡しているような感じもあり、眠る前ですら、泣かず。。。
今朝、起きても、朝一番の日課だったトイレもしないし、ゴハンも食べさせないし、何よりも目覚まし時計代わりの暴れと呼ぶ声が無いことを寂しく思っていた中に、ひとりだけになる時間が30分ほどあり、その時に、やっと、悲しみが湧いてきて号泣しました。
姪っ子さんたちが来てくれ、泣き出したとき・・・3歳の甥っ子さんが『なみだ、でてきた・・・』と、隣の部屋で一緒に寝てくれていた母上さまたちの布団にうずまるようにして静かに泣いている姿は、ハムスターも居なくなって間もない子どもたちにまた、悲しい思いをさせてしまいました。
たくさんのおやつを姪っ子さんたちも棺に入れてくれました…。
これまでの無意識での行動や思考があるようで、夕方近くから病院に報告とお礼、お仕事関係でご迷惑をかけた方にもご挨拶に出向いたのですが、『あっ…急がなくても良いんだ・・・』と思ったとき、自然に間借りの和室に足が向いているとき…と、これからが寂しくなっていくのかもしれませんけど…。
こうやって、ブログを通じて、たくさんの方にメイプルさんは見守って貰えたことは幸せだったと思っています。
これだけ、ウンチやオシッコだらけのブログも無いであろう中で、公開して1年ちょっとで、着実にアクセス数も増え、お友達も増えました…。
14年1ヶ月ちょっとの犬生の中で、メイプルさんの身体は老化を辿るばかりでしたが、華やかだとも思えた飼い主でした。
本当にありがとうございました・・・。
この先は、メイプルさんの介護を通して思ったこと、終えてみて、改めて話せること・・・そして、残されたプリズムさんの様子・・・もしかしたら、飼い主のペット・ロスなネタ!?
プリズムさんも12歳です。
これまで、2匹の先輩が居なくなった経験がありますが、高齢になって母犬を失ったので、これからが気になりますし、プリズムさんも高齢ダルメシアンで、いずれは、また、飼い主は看取らなければならないので、これからも、よろしくお願いいたします。
人間でいう通夜な時。。。
今朝の人間でいう入棺前な時。。。
ちょっと、痩せてしまったけれど、まるでいつも通りに眠っているみたいでした…。
人間でいう入棺した時。。。
飼い主たちだけでの手作り質素葬なのですが、思いだけはいっぱいなお別れな時間でした。
今日の夕方の空は、本当にキレイでした。
飼い主の好きな、雲から光の線が見える空でした。。。
一週間前には、普段とおりの過ごしていたので、こんなに早く逝ってしまうとは、夢にも思っていなかったので、駆け抜けたような一週間でした。
昨日のメイプルさんですが。。。
午前中には、母上さまと『もしかしたら、長期戦になるかもしれないね~』と話していました。
もちろん、書いてきたように、少しずつ衰弱していたのですが、目つきはしっかりしているし、熱も平熱をキープしていました。
姪っ子さんたちを預かる予定になっていたのですが、甥っ子さんは熱が出て、保育園をお休みして3人の子どもたちにも近くで遊んでいてもマイペースに飼い主の腕まくらを満喫して、時おり、お得意の前脚バタバタ暴れん坊になり首を仰け反らせるようにして鳴いたり、ウトウト寝たり…を繰り返していました。
食事をしたり、トイレに行ったり・・・という時には、母上さまに添い寝して貰っていたのですが、大人しく寝ているから…と思って離れても、3分もしないうちに大きな声で呼んだり、『もしかしたら…』と、口に入れて食べてくれていたフードを吐いたりして、呼び戻されるような…。
姪っ子さん達は、メイプルさんと一緒に寝たきりになっていた飼い主のお願いをお手伝いをしてくれ、帰り際には、頭を撫で撫でして声をかけてくれました。
姪っ子さん達が帰った後に、家人が帰宅し、母上さまと一緒にお墓掃除に出かけました。
出かけている間の1時間半ほどの間、ほとんど眠らずに飼い主の顔を見つめるようにして、ひたすら鳴きながら話しかけてきます。
暴れると、呼吸が荒くなるのに、さらにかすれたような声でも鳴いて、飼い主に話しかけて…。
お墓掃除チームが帰宅して、母上さまが部屋を覗いてくれた時に『ウンチが出ている…』と。
その少し前に覗き込んで見た時は出ていなかったので、母上さまが帰ってくるのを待ったようにウンチを放出されたようで。。。
ずっと寝たきり生活を共有してきた飼い主は、母上さまに添い寝を代わってもらい、水分補給をし、2階へ上がって、パソコンを起動して起動し終えないうちに、母上さまの大声で呼ぶ声が。。。
大急ぎで降りて、メイプルさんの元に行くと、大きく吐く息のメイプルさん。
『そばで看取ってやれなかった…』と、思いながら、いつものように腕まくら状態にし、抱きかかえると、まだ、かすかに心臓が動いているのが解り…そしたら、また、息を吸ってくれ・・・。
その後のメイプルさんは、見えているのかは解りませんが、しっかり目を見開き、飼い主の腕の中で、呼吸を繰り返していました。
その呼吸は、本来であれば、苦しそうに思えるのかもしれませんが、以前、記事にしましたが、飼い主と鼻息遊びをしていた3拍子…ワルツのリズム。。。
思わず、抱きしめながら、聞き入ってしまうくらいのメイプルさんの奏でるリズムでしたが、そのリズムも大きく吐く息で終わり、まるで、演奏を聞いていたような感覚でした。
その後、静かに何度か息を吐き出して、メイプルさんは犬生を終えました。
飼い主、出来る限りのことをやったし、メイプルさんも精一杯、頑張ってくれ、2日半ほどベッタリと一緒に過ごし、その間にたくさん話しかけ、傍から見ると怪しい状態で過ごすことが出来たので、悔いはありません。
家人や母上さまが戻ってくるのを待っていたのでしょう。。。
お口が卑しいプリズムさんがゴハンを食べ終わるのも待っていたのでしょう。。。
(プリズムさん、鼻の頭にゴハン粒を1粒付けてましたがら…)
今日の夕方に姪っ子さん達が避暑に出かけたのですが、出かける前に最後のお別れもでき、火葬場まで一緒に行きました。。。
そして、飼い主の体力の限界になる前に。。。
メイプルさん、アッパレな最期だったんじゃないかと思っています。。。
また、改めて書きますが、江原さんが話されるような話もしてきたので、さっそく、メイプルさんは、自由になって、あれこれとやらかしてます。。。
思い過ごし、気のせいと言われれば、それまでの話ですけどねぇ~
メイプルさんは、大好きだった2階に戻りました。
お気に入りだったソファーの横にメイプルさんのためのスペースを作りました。
また、改めて書きますが、遺骨は残さない考えなのですが、メイプルさんが生きていた証を残しました。
長い間、よく、『撫でて~~』、『頂戴~~』と差し出していた右前脚の足型です。
しっかり爪が伸びていて、『他には、こんな犬、居ないよな~』なメイプルさんらしい記念になります。
それと、メイプルさんに首輪を貰いました。
人間でいう、49日までは飼い主なりの供養をしたいと思っています。
49日が飼い主の誕生日の翌日になるようなので、1つ大きくなって、新たなる人生を歩むようにというメイプルさんの配慮なのかもしれないので、そこで一区切りを付けられればいいのかと思っています。
本当にたくさんのコメント、メールをありがとうございました。
まだ、お返事出来ていませんが、先に最期の様子を記憶や、そのときの感情が明確なうちに書き残させて貰いました。
お返事は、これからは時間もあるので、改めて書かせていただきますので…。
頂いたみなさまからのメッセージは、飼い主の勝手な判断で申し訳ないですけど、プリントしてメイプルさんに持たせました。
食べれなかった数日間、大食いだったメイプルさんは食べたかったでしょう。。。
そして、メイプルさんの訴えの飼い主の勝手な解釈での会話の中で、コロちゃんやはなちゃん、りょうすけくん、スパちゃんなどのお話もしてきたので、『あっちでみんなに会ったら、分けてあげてね~』と、たくさんのフードやおやつを持たせました。
プリズムさんなら独り占めでしょうが、メイプルさんなので、きっと会えると分けてくれるでしょう…。
お気に入りだったブタ枕1号もブタ枕2号、カエル枕も持たせました。
ヤング時代にお外の小屋の中に植えてあったスプレーバラの蕾が膨らんで、咲く寸前に食いちぎっていたメイプルさんなので、ピンクのスプレーバラも持たせました…。
これまた、飼い主の勝手な解釈の中に『一緒がいい~』ってのもあったので、この土地で人間の棺の中に近親者の爪を切っていれる風習があるので、飼い主の爪を切って、持たせました…。
実は、メイプルさんが息を引き取った時、泣けなかった…というか、本当に頑張ったし、これで姿は無くなるけれど、その代わりにメイプルさんが自由になれると思う気持ちの方が強くて涙も出ず、半ば笑顔で看取ったような飼い主なんです。。。
昨夜は、添い寝したのですが、元々、寝たきりだったのもあって、隣で爆睡しているような感じもあり、眠る前ですら、泣かず。。。
今朝、起きても、朝一番の日課だったトイレもしないし、ゴハンも食べさせないし、何よりも目覚まし時計代わりの暴れと呼ぶ声が無いことを寂しく思っていた中に、ひとりだけになる時間が30分ほどあり、その時に、やっと、悲しみが湧いてきて号泣しました。
姪っ子さんたちが来てくれ、泣き出したとき・・・3歳の甥っ子さんが『なみだ、でてきた・・・』と、隣の部屋で一緒に寝てくれていた母上さまたちの布団にうずまるようにして静かに泣いている姿は、ハムスターも居なくなって間もない子どもたちにまた、悲しい思いをさせてしまいました。
たくさんのおやつを姪っ子さんたちも棺に入れてくれました…。
これまでの無意識での行動や思考があるようで、夕方近くから病院に報告とお礼、お仕事関係でご迷惑をかけた方にもご挨拶に出向いたのですが、『あっ…急がなくても良いんだ・・・』と思ったとき、自然に間借りの和室に足が向いているとき…と、これからが寂しくなっていくのかもしれませんけど…。
こうやって、ブログを通じて、たくさんの方にメイプルさんは見守って貰えたことは幸せだったと思っています。
これだけ、ウンチやオシッコだらけのブログも無いであろう中で、公開して1年ちょっとで、着実にアクセス数も増え、お友達も増えました…。
14年1ヶ月ちょっとの犬生の中で、メイプルさんの身体は老化を辿るばかりでしたが、華やかだとも思えた飼い主でした。
本当にありがとうございました・・・。
この先は、メイプルさんの介護を通して思ったこと、終えてみて、改めて話せること・・・そして、残されたプリズムさんの様子・・・もしかしたら、飼い主のペット・ロスなネタ!?
プリズムさんも12歳です。
これまで、2匹の先輩が居なくなった経験がありますが、高齢になって母犬を失ったので、これからが気になりますし、プリズムさんも高齢ダルメシアンで、いずれは、また、飼い主は看取らなければならないので、これからも、よろしくお願いいたします。
人間でいう通夜な時。。。
今朝の人間でいう入棺前な時。。。
ちょっと、痩せてしまったけれど、まるでいつも通りに眠っているみたいでした…。
人間でいう入棺した時。。。
飼い主たちだけでの手作り質素葬なのですが、思いだけはいっぱいなお別れな時間でした。
by dalmania
| 2007-08-12 00:25
| 最期のこと