2007年 08月 06日
点滴・・・そして、カテーテルの挿入
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昨日から今日これまでのメイプルさんの様子です。
昨夜は、メイプルさんを腕枕するようにして、ちょっとした動きでも目覚められるように…と寝ました…。
0時半を回って、鳴くというよりは吠えるという、最近では聞いたことのない鳴き声で大騒ぎし、2時間程度で1度は、暴れようとしたり、息が荒くなったり…で、まぁ、朝を迎えたような感じです。
母上さまが起きた頃に、やっと飼い主がウトウト…したつもりが午前中の診察が始まるような時間に我に返ったような。。。
そんなこんなで、出遅れて診察券を出して、自宅で待機している間に下痢状の真っ黒いウンチが出てきました。
このようなウンチは、タール便と言うようで、大腸や小腸の出血によって出てくるようです…。
人間の介護の経験のある母上さまは、シーツで受け止めながら、次々に流れでるような状態に『ダメかもしれない』とポツリ。。。
最期に出たりするケースも多いようで、ウンチの処理をし、メイプルさんのお尻周りをキレイに拭いてから、すぐに病院へ電話しました…。
状態がかなり悪いと判断され、命の残りが少ないのであれば、診察をしないで家に居させてやろうかとも思ったりしたので…。
『慌てなくても大丈夫!』という言葉とともに、診察するように促され、病院へ…。
体温・体重測定をし、丹念に聴診してもらい、カテーテルの挿入に踏み切りました。
カテーテルを挿入する際に、器具を挿入し、拡大鏡を使いながら尿道にピンセットで差し込んでいくようにして入れるのですが、その時に、メイプルさんの尿道の入り口あたりにポリープがあることが判明!
このポリープが尿漏れも防止するような役目を果たし、さらには、尿の出を悪くしていた可能性が大…。寝たまま膀胱圧迫でも、出づらかったのは、このポリープが邪魔をしてくれていたようです…。
ゴム製のカテーテルは、挿入した後に注射器のピストンで空気を入れて、膀胱から抜けたり、ずれたりするのを防いでくれるらしく、いずれにしても、メイプルさんへの違和感は無いらしい…。
もう一つ、鼻から膿のような鼻水が出ていたので、それも併せて見てもらい…。
そして、点滴。。。
皮下に300cc、血管から300ccを入れ、昨日からほとんど飲食していないので、水分補給…。
点滴をしながら、付き添ってくれていた看護師さんに『血液検査とか尿検査とかはやらないのですか?』と、気になることを質問…。
タール便が出るのは、相当、お腹の調子が悪く、痛かったと想定されるようで、獣医師としては、まずは、メイプルさんの苦痛であろう痛みを取る処置から初めているようだ…とのこと。
飼い主が素人なりに理解するに。。。
血液検査や尿検査をしても、その結果は、獣医師には手に取るように見えていたのかもしれません。
検査の数値から判断するのではなく、その検査に費やす時間の間にメイプルさんの苦痛を取ること、体力を回復させることを優先されたんだろうと…。
確かに検査の結果で数値が正常でないことは、飼い主でも想定できる中で、検査結果を待って、『やっぱり、数値が・・・』なんて言ってから始めるよりは、メイプルさんは嫌な診察台で待つ時間も削減できたしねぇ…。
そんな話の間にメイプルさんは、目をつぶって眠り始めました…。
『意識が無くなってるの?』と訪ねる飼い主に、看護師さんは、『血圧が上がって気持ちよくなっている状態です…冬場、温かいお風呂に入ると眠くなるのと同じです…』
意識の有無は、目の下のあたりをトントンすると解るそうです。
トントンして、まばたきをするようならば、意識はある…と。
実際にトントンして、メイプルさんは目をつぶりながらも、まぶたを動かしてました…。
体温計を購入したことを話したら、『37度になると危険です…また、39度以上も熱があるので、様子をみて、体温が上がるようならば、濡れタオルなどをかけて、調節してみてください』と。
体温が下がる場合は、ほとんどが、心肺機能の低下を意味しているようで、末期には、体温低下が有り得るらしい…。
帰宅してから、しばらく大人しく眠っていましたが、水を飲んだり、流動食を口に入れると飲み込んでくれました。
『この勢いならば・・・』と、ニュートリーカルややぎミルクを買ってきて、口に入れると飲み込んでいます。
お口から入れば、少しは元気になってくれるかな~と思いながら…。
病院からは、注射器の針なしバージョンを譲って貰い、寝たきり犬介護の先輩から教えて貰ってた人間用の薬のみ器も購入してきました。
食べても明日も点滴をしてみようということにしています。
昨夜は、メイプルさんを腕枕するようにして、ちょっとした動きでも目覚められるように…と寝ました…。
0時半を回って、鳴くというよりは吠えるという、最近では聞いたことのない鳴き声で大騒ぎし、2時間程度で1度は、暴れようとしたり、息が荒くなったり…で、まぁ、朝を迎えたような感じです。
母上さまが起きた頃に、やっと飼い主がウトウト…したつもりが午前中の診察が始まるような時間に我に返ったような。。。
そんなこんなで、出遅れて診察券を出して、自宅で待機している間に下痢状の真っ黒いウンチが出てきました。
このようなウンチは、タール便と言うようで、大腸や小腸の出血によって出てくるようです…。
人間の介護の経験のある母上さまは、シーツで受け止めながら、次々に流れでるような状態に『ダメかもしれない』とポツリ。。。
最期に出たりするケースも多いようで、ウンチの処理をし、メイプルさんのお尻周りをキレイに拭いてから、すぐに病院へ電話しました…。
状態がかなり悪いと判断され、命の残りが少ないのであれば、診察をしないで家に居させてやろうかとも思ったりしたので…。
『慌てなくても大丈夫!』という言葉とともに、診察するように促され、病院へ…。
体温・体重測定をし、丹念に聴診してもらい、カテーテルの挿入に踏み切りました。
カテーテルを挿入する際に、器具を挿入し、拡大鏡を使いながら尿道にピンセットで差し込んでいくようにして入れるのですが、その時に、メイプルさんの尿道の入り口あたりにポリープがあることが判明!
このポリープが尿漏れも防止するような役目を果たし、さらには、尿の出を悪くしていた可能性が大…。寝たまま膀胱圧迫でも、出づらかったのは、このポリープが邪魔をしてくれていたようです…。
ゴム製のカテーテルは、挿入した後に注射器のピストンで空気を入れて、膀胱から抜けたり、ずれたりするのを防いでくれるらしく、いずれにしても、メイプルさんへの違和感は無いらしい…。
もう一つ、鼻から膿のような鼻水が出ていたので、それも併せて見てもらい…。
そして、点滴。。。
皮下に300cc、血管から300ccを入れ、昨日からほとんど飲食していないので、水分補給…。
点滴をしながら、付き添ってくれていた看護師さんに『血液検査とか尿検査とかはやらないのですか?』と、気になることを質問…。
タール便が出るのは、相当、お腹の調子が悪く、痛かったと想定されるようで、獣医師としては、まずは、メイプルさんの苦痛であろう痛みを取る処置から初めているようだ…とのこと。
飼い主が素人なりに理解するに。。。
血液検査や尿検査をしても、その結果は、獣医師には手に取るように見えていたのかもしれません。
検査の数値から判断するのではなく、その検査に費やす時間の間にメイプルさんの苦痛を取ること、体力を回復させることを優先されたんだろうと…。
確かに検査の結果で数値が正常でないことは、飼い主でも想定できる中で、検査結果を待って、『やっぱり、数値が・・・』なんて言ってから始めるよりは、メイプルさんは嫌な診察台で待つ時間も削減できたしねぇ…。
そんな話の間にメイプルさんは、目をつぶって眠り始めました…。
『意識が無くなってるの?』と訪ねる飼い主に、看護師さんは、『血圧が上がって気持ちよくなっている状態です…冬場、温かいお風呂に入ると眠くなるのと同じです…』
意識の有無は、目の下のあたりをトントンすると解るそうです。
トントンして、まばたきをするようならば、意識はある…と。
実際にトントンして、メイプルさんは目をつぶりながらも、まぶたを動かしてました…。
体温計を購入したことを話したら、『37度になると危険です…また、39度以上も熱があるので、様子をみて、体温が上がるようならば、濡れタオルなどをかけて、調節してみてください』と。
体温が下がる場合は、ほとんどが、心肺機能の低下を意味しているようで、末期には、体温低下が有り得るらしい…。
帰宅してから、しばらく大人しく眠っていましたが、水を飲んだり、流動食を口に入れると飲み込んでくれました。
『この勢いならば・・・』と、ニュートリーカルややぎミルクを買ってきて、口に入れると飲み込んでいます。
お口から入れば、少しは元気になってくれるかな~と思いながら…。
病院からは、注射器の針なしバージョンを譲って貰い、寝たきり犬介護の先輩から教えて貰ってた人間用の薬のみ器も購入してきました。
食べても明日も点滴をしてみようということにしています。
by dalmania
| 2007-08-06 17:00
| 病気のこと