2009年 12月 22日
プリズムさんが選んだ自らの最期。。。
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本日、プリズムさんは火葬されました。
肉体よりも魂を重んじるタイプな飼い主の意向で、遺骨は持ち帰っていません。
市営の火葬場なので人間の骨壷に収まりきらない小骨と同じ扱いを受けているか、ほとんど何も残っていないかどちらかでしょう。。。
もう、そこを深くも追求したりする気もなく、魂として見えない世界に向かっていくのではないかと理解しています。
ただ、メイプルさんと同じく、生きた証として足型を残し、首輪を貰いました。
昨日は、朝から病院へ出向きました。
毛布に包んで抱っこして行ったのですが、メイプルさんが亡くなった頃に『このコに介護が必要になったらどうしよう…』という重みはなく、実際に体重測定をしても17.4キロほどになっていました。
体温は39度…
主治医から聞かされた(実際には前日に家人たちは聞いていたけれど報告されていなかった)前日の体温は37度しかなかったということで。。。
そのついでに仕事の関係で、それまでの2日間の通院は頼んでいたのもあって、主治医に聞きたいこともあったの質問してみました。
要は、今の点滴が延命的な処置であるのか、治る可能性があってのことなのか?という部分…。
主治医は『15歳だからな…』と。
『いえ、まだ、ほんの14歳半になったばっかりですよ…』と言いつつも、治癒する可能性の低さを読み取るしかない部分でもあり…。
1時間ほどかけて、血管と皮下に点滴。
点滴をすると血圧も上がるから、心地よくなり、ウトウトとするんだけれど、帰りの車の中では抱かれたまま、ウトウトするプリズムさん。
帰宅してからは、おとなしく寝ていました。
飼い主も12月に入って、忙しく過ごしていた中で、久しぶりの何の予定も入れていなかった完全OFF日だったので、疲れも貯まっていたこともあり、コタツでお昼寝状態へ突入…。
履歴を見れば、14時14分になっていたんだけど、母上さまから携帯へ着信が…。
『ウロウロと歩きまわって、落ち着かないから来て!』と。
聞けば、ヨロヨロと起き上がって、いつもの食器のところまで歩いて行き、『何か口に出来れば…』と、母上さまがゴハンを少しだけ入れてみたけれど、匂っただけで食べず、そのまま、ウロウロと歩き回って、私が行った時にはベッドのところまで戻っていました。
『もうすこし、ゆっくり寝てごらん』と、プリズムさんのベッドに横たわるようにして寝かせると、プリズムさんも落ち着いて寝る体制に入る…。
そして、15時20分頃に姪っ子さん達のお母さんが様子を見に来てくれ、『ウンチが出ているかも?』と言われ、見ればオムツの中にウンチを排出。
オムツを脱がしたりしていると、少し息遣いが荒くなり、メイプルさんがやっていたように前足をバタバタと動かして暴れ…たのもつかの間、見る見るうちに口内の血色が悪くなり、少しずつ吐く息が増えるような気がし…。
呼吸の回数が少しずつ、少しずつ、静かに減っていき、次の呼吸がなくなったのが15時40分…。
結局は、前日に姪っ子さん達と姪っ子さんのお父さんに会い、朝、甥っ子さんに会い、会えていなかったお母さんにも直前に会い、お母さんが甥っ子さんを保育園にお迎えに行っているほんの10分ほどの間に、家族3人に看取られて逝ったプリズムさん。
きっと、みんなにも会え、自らが選んだベストな時だったんでしょう。
実は、母上さまの話では前日にも、似たような呼吸な時があったらしい。
でも、私が仕事で出かけていたので、やめたてくれたんだと思う。
そして、昨日の完全OFFで病院にも連れて行き、看取ることもできるタイミングを選んで逝ったように思えてならない。
耳掃除を筆頭に嫌がるお世話ばかりしていた私、プリズムさん的にはメイプルさんの飼い主であり、シナモンさんの飼い主だと区分けしていたであろう中、私にも看取らせてくれたことは、ヘンな話かもしれないけれど嬉しい部分でもあった…。
ウロウロと歩いていても、股間が広がり転んだり倒れたりすることが多くなっていたので、年明け早々には寝たきりになるだろうと思っていました。
メイプルさんのように寝たきり犬にはなりたくなかったんだと思えば、これもプリズムさんにはベストなタイミングだったのかもしれません。
メイプルさんから産まれ出てきた瞬間に『大きなブチのコだ~』と驚嘆させ、ブチ子という仮名で1ヶ月半ほど過ごし、プリズムと命名され、14年6ヶ月、数々の武勇伝を残した。
12歳9ヶ月になって、突然、現れたシナモンさんの教育係として、メイプルさんから受け継いだようなわが家の生活習慣やルールをそれとなく見せ、メイプルさんからシナモンさんへのバトンを繋ぐお役目もしてくれた。
プリちゃん、14年6ヶ月、一緒に生きてくれてありがとう。
この数日間、食べられなかったこともあり、一気に小さくなってしまったように感じてしまいます。
一番似合っていた赤のパーカーを持っていきました。
あれだけ食べることが楽しみだったプリズムさんなので、フードやビスケット、チーズにタラにジャーキーに…。
高齢になって食べられなかった豚耳も骨ガムももっていかせました。
これだけあれば、メイプルさんやお友達にも分けて・・・くれるハズなんですけど、なにせ、プリズムさんですからね。。。
肉体よりも魂を重んじるタイプな飼い主の意向で、遺骨は持ち帰っていません。
市営の火葬場なので人間の骨壷に収まりきらない小骨と同じ扱いを受けているか、ほとんど何も残っていないかどちらかでしょう。。。
もう、そこを深くも追求したりする気もなく、魂として見えない世界に向かっていくのではないかと理解しています。
ただ、メイプルさんと同じく、生きた証として足型を残し、首輪を貰いました。
昨日は、朝から病院へ出向きました。
毛布に包んで抱っこして行ったのですが、メイプルさんが亡くなった頃に『このコに介護が必要になったらどうしよう…』という重みはなく、実際に体重測定をしても17.4キロほどになっていました。
体温は39度…
主治医から聞かされた(実際には前日に家人たちは聞いていたけれど報告されていなかった)前日の体温は37度しかなかったということで。。。
そのついでに仕事の関係で、それまでの2日間の通院は頼んでいたのもあって、主治医に聞きたいこともあったの質問してみました。
要は、今の点滴が延命的な処置であるのか、治る可能性があってのことなのか?という部分…。
主治医は『15歳だからな…』と。
『いえ、まだ、ほんの14歳半になったばっかりですよ…』と言いつつも、治癒する可能性の低さを読み取るしかない部分でもあり…。
1時間ほどかけて、血管と皮下に点滴。
点滴をすると血圧も上がるから、心地よくなり、ウトウトとするんだけれど、帰りの車の中では抱かれたまま、ウトウトするプリズムさん。
帰宅してからは、おとなしく寝ていました。
飼い主も12月に入って、忙しく過ごしていた中で、久しぶりの何の予定も入れていなかった完全OFF日だったので、疲れも貯まっていたこともあり、コタツでお昼寝状態へ突入…。
履歴を見れば、14時14分になっていたんだけど、母上さまから携帯へ着信が…。
『ウロウロと歩きまわって、落ち着かないから来て!』と。
聞けば、ヨロヨロと起き上がって、いつもの食器のところまで歩いて行き、『何か口に出来れば…』と、母上さまがゴハンを少しだけ入れてみたけれど、匂っただけで食べず、そのまま、ウロウロと歩き回って、私が行った時にはベッドのところまで戻っていました。
『もうすこし、ゆっくり寝てごらん』と、プリズムさんのベッドに横たわるようにして寝かせると、プリズムさんも落ち着いて寝る体制に入る…。
そして、15時20分頃に姪っ子さん達のお母さんが様子を見に来てくれ、『ウンチが出ているかも?』と言われ、見ればオムツの中にウンチを排出。
オムツを脱がしたりしていると、少し息遣いが荒くなり、メイプルさんがやっていたように前足をバタバタと動かして暴れ…たのもつかの間、見る見るうちに口内の血色が悪くなり、少しずつ吐く息が増えるような気がし…。
呼吸の回数が少しずつ、少しずつ、静かに減っていき、次の呼吸がなくなったのが15時40分…。
結局は、前日に姪っ子さん達と姪っ子さんのお父さんに会い、朝、甥っ子さんに会い、会えていなかったお母さんにも直前に会い、お母さんが甥っ子さんを保育園にお迎えに行っているほんの10分ほどの間に、家族3人に看取られて逝ったプリズムさん。
きっと、みんなにも会え、自らが選んだベストな時だったんでしょう。
実は、母上さまの話では前日にも、似たような呼吸な時があったらしい。
でも、私が仕事で出かけていたので、やめたてくれたんだと思う。
そして、昨日の完全OFFで病院にも連れて行き、看取ることもできるタイミングを選んで逝ったように思えてならない。
耳掃除を筆頭に嫌がるお世話ばかりしていた私、プリズムさん的にはメイプルさんの飼い主であり、シナモンさんの飼い主だと区分けしていたであろう中、私にも看取らせてくれたことは、ヘンな話かもしれないけれど嬉しい部分でもあった…。
ウロウロと歩いていても、股間が広がり転んだり倒れたりすることが多くなっていたので、年明け早々には寝たきりになるだろうと思っていました。
メイプルさんのように寝たきり犬にはなりたくなかったんだと思えば、これもプリズムさんにはベストなタイミングだったのかもしれません。
メイプルさんから産まれ出てきた瞬間に『大きなブチのコだ~』と驚嘆させ、ブチ子という仮名で1ヶ月半ほど過ごし、プリズムと命名され、14年6ヶ月、数々の武勇伝を残した。
12歳9ヶ月になって、突然、現れたシナモンさんの教育係として、メイプルさんから受け継いだようなわが家の生活習慣やルールをそれとなく見せ、メイプルさんからシナモンさんへのバトンを繋ぐお役目もしてくれた。
プリちゃん、14年6ヶ月、一緒に生きてくれてありがとう。
この数日間、食べられなかったこともあり、一気に小さくなってしまったように感じてしまいます。
一番似合っていた赤のパーカーを持っていきました。
あれだけ食べることが楽しみだったプリズムさんなので、フードやビスケット、チーズにタラにジャーキーに…。
高齢になって食べられなかった豚耳も骨ガムももっていかせました。
これだけあれば、メイプルさんやお友達にも分けて・・・くれるハズなんですけど、なにせ、プリズムさんですからね。。。
by dalmania
| 2009-12-22 23:04
| 最期のこと